色入れ
色入れ - ラッカー
ピンバッジの代表的な工法です。
金型で凹凸を作り、凹みの部分にエナメル塗料を流し込みます。グラデーション表現はできませんが、PANTONE指定の色味で色入れが可能です。
表面の保護やツヤ感を出すために透明エポキシ樹脂をのせることができ、その有無や量で仕上がりの質感が変わります。
色入れ - トギエポ
金型で凹凸を作り、凹みの部分にエナメル塗料を盛りつけ、乾燥させたのちに表面を水で研磨。その後、バフ磨きをします。
研磨を行うため表面がフラットで、マットな質感になることが特徴です。
擬似七宝とも呼ばれ、七宝のような高級感のある仕上がりになります。経年劣化に非常に強いため、社章や徽章、長期間使用する製品などにもお勧めです。
色入れ - 本七宝
本七宝は、中国でも日本でも馴染みのある伝統的な製法です。
釉薬を盛り、高温で焼き付け、磨き上げる事により、表面硬度の高い美しい仕上がりを得る事ができます。
色の安定のため、七宝の釉薬は日本製を使用しています。
組み合わせ - 色入れ+印刷
色入れだけでなく、印刷と組み合わせることで表現の幅が広がります。ラッカーに透明エポキシ樹脂をのせた上に印刷を行います。これにより、細くて色入れができない部分や細かい文字、キャラクターの顔などを表現できるようになります。
印刷
UV印刷
グラデーションや細かい表現が可能です。
色の境界に金属線を作らずにデザインの再現ができます。文字やキャラクターの顔など、細かい部分のみ他の工法とUV印刷を併用することも多いです。
端の方まで印刷が可能なため、金属線をあまり表に出したくない時にもおすすめです。
オフセット印刷
最も安価にピンバッジを作成することができます。ただし、印刷版代が必要になるため、ロット数が多い案件に適した工法です。
シルク印刷
マットな質感で、UV印刷より細かな表現が可能な印刷方法です。社章や記念品、ロゴマークなどの作成におすすめです。シルク印刷は一色ごとに版を作成して印刷するため、グラデーションが必要な場合はUVなど他の印刷方法をおすすめします。
シール印刷
フルカラー４Cで印刷したシールをピンバッジ本体に貼り付け、その上に透明エポキシ樹脂をのせます。
紙に印刷するのと同じような印刷品質を確保できる点が特徴です。
色入れ+印刷
組み合わせ - 色入れ+印刷
色入れだけでなく、印刷と組み合わせることで表現の幅が広がります。ラッカーに透明エポキシ樹脂をのせた上に印刷を行います。これにより、細くて色入れができない部分や細かい文字、キャラクターの顔などを表現できるようになります。
その他
凹凸加工
社章などに用いられる工法です。凸部分をツヤあり、凹み部分を梨地にすることにより表現の幅が増えます。
半立体
金型を半立体で作成し、UV印刷を施します。印刷で細かい表現もでき、丸みが出るためイラストとの相性が良いです。特別感のあるアイテムを作成したい時におすすめです。
